事故件数

自動車よりも事故を起こしやすく、事故を起こした時に受ける衝撃やダメージなどが大きいバイク。自動車なら4本のタイヤで車体を支えているのでバランスもとりやすいのですが、バイクの場合には2本のタイヤで車体を支えているためにバランスもとりにくく、おまけに設置面積も小さいので事故を起こしやすいという特性を持っています。

つまり、バイクは自動車と比べて、事故を起こすリスクが高いデザインになっているのです。そうしたリスクを十分に理解してバイクの運転をすることが、バイク事故を減らすことにもつながります。

しかし残念ながら、どんなに注意していても事故は自分が原因で起きるモノばかりではありません。他人の不注意な運転やうっかりによって、自分が事故に巻き込まれてしまうことも少なくありません。

バイク事故は、最も死亡事故が多かった1989年をピークに、少しずつ減少する傾向にあります。バイクを運転する人たちの安全対策や国による法律改善などの効果もあるでしょうし、社会を挙げてバイクの危険性が広く知られたことによる効果もあるでしょう。

事故最多は東京都

都道府県別に交通事故件数を見てみると、やはり交通量の多い東京都や大阪、そして愛知や福岡などが最下位にランキングしています。ちなみに都道府県中最下位の47位である東京都では、年間の交通事故発生件数は56000件、大阪府と愛知県では51000件、福岡県では45000件となっています。

こうした都市部で交通事故が多いのは、やはり交通量が多いから。特に朝と夕方の通勤ラッシュ時には、自動車やバイクだけではなく、歩行者や自転車なども多くなります。それぞれが急いでいるために周囲に十分な注意を払えないということも、事故件数が多くなってしまう理由なのかもしれませんね。

人口10万人当たりの事故件数を見てみると、少し事情が変わります。事故件数の数だけを見ると、東京都や大阪など人口が集中する場所で起きる事故が多いのですが、10万人当たりの事故件数を見ると、東京は全国の都道府県の中では8位。大阪府は28位、愛知県は38位となってます。

人口当たりの事故件数が多いのは、香川県や宮崎県、群馬県、静岡県など。アウトバーン的な道路が多く、ツーリングスポットとしても人気があるエリアでは、スピードの出しすぎによる事故なども多く、都市部で起きる事故とは異なるタイプの事故が多いようです。

人口に比例してバイク事故も数も多くなるのかと想像する人も多いと思いますが、必ずしもそういうわけではないようです。特に、事故件数が最悪の東京都では、自動車やバイクなどのリスクや事故対策などを自治体を挙げて取り組んでいることもあり、事故の件数はどんどん少なくなっているようです。

事故が起きやすい時間帯

バイク事故は自動車事故と比べると、より多くの時間帯で事故が起きやすいのが特徴です。例えば、交通事故が最も多い時間帯と言われている通勤ラッシュタイム。午前6時から午前8時ぐらいは、多くの人が学校や職場へ急ぐため、事故が起こりやすい時間帯となっています。都市部では、この時間帯の事故が夜間の事故よりもおおいようですね。

一方、こうした通勤ラッシュがひどくないエリアでは、見通しが悪くなったり、一日の疲れがどっと出てくる夜間の事故が多いようです。自分では注意して運転しているつもりでも、疲れが出たり、集中力が持続しなかったりすることが、事故を引き起こす原因となることも多いようですね。