外出先でカメラが壊れてしまった

外出先でカメラが壊れてしまっても携行品特約が使える

バイクでツーリングをしていると、さまざまなアクシデントはつきものです。
ツーリングの最中にカメラなどが壊れてしまうこともよくありますが、バイク保険の特約によっては持ち物が壊れた場合でも補償してもらえることがあります。
ですから、ツーリングに出かけることが多い人は、バイク保険の契約をする際に必ず携行品特約をつけておくことをおすすめします。

携行品特約というのは、月々100円程度で付帯できる特約で、外出中に起きた偶然の事故によって携行品に損害が生じると保険金が支払われます。
ですから、ツーリング中に限らず、バイクで市街地を走行している際などでも携行品に損害が生じれば、保険金を払ってもらうことができます。
携行品特約の限度額は一組10万円となっており、免責がある保険会社もありますので、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
携行品特約は、保険金を支払ってもらってもノンフリート等級には影響しません。

携行品特約が使えないもの

非常に便利な携行品特約にも、適用されないものもありますので注意しましょう。
ツーリングの最中にカメラを落としてしまい、破損した場合には保険金が支払われる一方、カメラをどこかに置き忘れてしまった、あるいは紛失してしまったというケースでは保険金がおりないことがほとんどです。
また、地震や噴火などの自然災害による破損や紛失、あるいは盗難に関しても、保険金は支払われません。

スマートフォンや携帯ゲームなどの機器、磁気テープや現金、宝石なども、補償してくれない保険会社がほとんどです。
携行品特約をバイク保険に付けていない場合でも、クレジットカードに携行品特約が付いていることがありますので、カメラをツーリング中に破損してしまった時などは、よく確認すると良いでしょう。
クレジットカードの中にはショッピング保険がついているものがあり、クレジットカードを使用して購入したものであれば、破損したり盗難にあったりした時でも補償を受けることができます。

写真撮影が好きな人には付帯保険はおすすめ

バイクと写真撮影が好きで、いつもカメラを担いでツーリングに出かけている人であれば、バイク保険に必ず携行品特約をつけておくことをおすすめします。
バイク保険には携行品特約の他にもいろいろな特約がありますので、ニーズに合わせて付けておくと便利です。

他人からバイクを借りて乗る場合でも安心のできる「他車運転特約」や、家族が持っている原動機付自転車もまとめて補償してくれる「ファミリーバイク特約」など、ニーズに合わせて選ぶことが大切です。
トラブルに遭った際に法律相談費用などをカバーしてくれる「弁護士費用等補償特約」もおすすめです。