400cc以上のバイクは着用必須

リフレクターは、車にもついている赤い反射板のことをいい、バイクのリアにも装備されています。
排気量400cc以上のバイクとなれば、リフレクターは装着必須となっており、適切な位置に付いていないと、車検を通りません。

ライトと違い光を発するのではなく、他のバイクや自転車、車の光を受けると反射して、自車の存在を知らせます。
周囲にバイクの存在を知らせるために、保安基準で装備しないといけないと決められています。

バイクであれば、リアランプの左右に赤い丸のようなものがついており、これがリフレクターです。
形は、丸や四角、長方形などいくつもあり、自分の好みの形を取り付けて構いません。

リフレクターの基準

リフレクターは、車検を通過するための基準があり、車検でNGとされると交換になります。

・色 : 赤のみ
・形 : 三角形以外
・サイズ : 10平方センチメートル以上
・位置 : 高さ1.5m以下
・取り付け場所 : 1個の場合はセンター、2個の場合は左右対称に
・角度 : 基準はありませんが、後方から見てサイズや位置を満たすこと
・性能 : 反射機能を持ち、夜間後方150mから照らして、反射光を確認できること

サイズは10平方センチメートル以上あれば良いので、細長くても、長ければサイズを満たします。
また、テールランプの中に、リフレクターを装備しても構いません。

・反射板を取り付けなかった
・基準以下のサイズにした
・外れてなくしてしまった

このようなケースでは、NGとなり車検通過しません。
また、よくあるのが、テールランプの中にリフレクターを取り付けたけど、色が白であったために車検でNGとされることです。
テールランプにリフレクターが装備されている製品であれば、反射機能ありと説明が気があっても、反射がNGになることもあります。
通常は、夜に自分のバイクのリフレクターを、離れたところから照らして、十分に反射すれば、車検は通過します。
もしも車検でダメだと言われれば、リフレクター取り替えとなり、車検は通常の2倍ぐらいかかってしまいます。

・横長タイプ

リフレクターを目立たせたくないという人は、細長い横長タイプがおすすめです。
面積は10平方センチメートル以上ありますが、細いので、取り付けてもそれほど目立ちません。
ただ取り付けるときは、左右対称になるように、真ん中に取り付けましょう。

・ナンバープレートに付ける

リフレクターを取り付ける場所がない方は、ナンバープレートに直接取り付けるタイプがあります。
ナンバープレートのねじ穴を利用し、リフレクターも一緒に取り付けます。
ナンバープレートにネジで挟んで取り付けて、後ろから見えるように角度を調節します。