停車してからカーナビを操作する

行ったことのない目的地までの道をガイドしてくれるカーナビは、車だけではなくてバイクでも利用する人も年々増えています。
とは言っても、カーナビに気を取られてしまい、安全運転ができないというドライバーやライダーもいます。
ドライバードライバーを対象にしたアンケート調査によれば、カーナビを操作している最中や、注視している最中に「危ない!」と感じた一瞬があると答えた人は約3割にも達しています。

ですから、便利なカーナビも最大限の注意を払って操作しなければならないことが分かります。
カーナビを安全に使うためには、操作する際には完全に停車してから行うのが第一です。
走行中にカーナビを操作しようとすると気を取られてしまい、運転に集中することができません。
操作をした後、走行中にカーナビの画面を見る際も、1秒以上注視するのはやめるようにしましょう。

カーナビの取り付け位置

カーナビは取り付ける位置によっても、走行時の安全性が全然違ってきます。
カーナビを自分で設置する場合には、取扱説明書をよく読んで、正しく取り付けることが大切です。
車の場合には、表示パネルは運転中の視野の妨げにならない場所に取り付けましょう。
センターパネルの上部付近などが最適です。

センターパネルの下部付近にカーナビを取り付けてしまうと、先行車のストップランプが点灯した時に気がつかないことも多く、大変危険です。
下部付近にカーナビを設置した場合と上部付近に取り付けた場合では、先行車のストップランプが点灯した際に、ブレーキを踏むまでの時間に何と1.1秒もの差があることが確認されています。
取り付け場所次第で、アクシデントを防げることが分かります。

カーナビの取り付け方

カーナビは、ディーラーやカー用品店、近くの整備工場やバイクショップなどに持って行って取り付けてもらうこともできますし、自分で設置することもできます。
カーナビにはいくつかの種類があり、自分で取り付けるのに便利なのはポータブルタイプです。
ポータブルナビであれば載せ替えも簡単にできますので、カーナビを毎日使うわけではないのであれば、家族全員で共有できて非常に便利です。

カーナビの取り付けを依頼した場合の工賃は20,000円前後が相場で、作業時間はだいたい2時間から4時間程度です。
自分で取り付けるのであれば、車種別に用意された取り付けキットを購入するのが簡単です。
電工ペンチやプラスドライバー、内張剥がし等の工具を揃え、焦らずに作業をすればそれほど難しい作業ではありませんので、自分で調整するのもいいかもしれません。
純正ナビを取り付けたいのであれば、ディーラーに依頼するのが一番です。