安全運転講座~ロードバイク編~

サイクリングでもヘルメットをかぶろう

ロードバイクでサイクリングする場合、ヘルメットは必須アイテムです。かぶるのが面倒、髪がつぶれて不格好になるからかぶりたくないという人がいるかもしれません。
また、法律でもロードバイクを含む自転車はヘルメットの着用義務はありません。しかし、スピードのだしやすいロードバイクでヘルメットをかぶらないとどうなるでしょうか。
サイクリングで怖いのが転倒です。誰しも自転車に乗っていて転んだことやぶつかったことはあるのではないでしょうか。仮に30km以上スピードが出ている状況で転倒してしまうと大惨事を引き起こしてしまいます。今回は自転車用ヘルメットについて解説していきます。

自転車用ヘルメットについて

自転車用ヘルメットは、オートバイのヘルメットに比べると、素材はプラスチックと発泡スチロールで簡素な造りになっています。これはヘルメットのメーカーが安全性だけではなく、快適性も考えた結果です。実際にかぶってみると軽く風が通るようになっています。安全性についても頭部に衝撃を受けた場合、ヘルメットが割れることで衝撃を緩和し、外傷を最小限にとどめます。そのため、自転車用ヘルメットは使い捨てです。一度の事故でもったいないと思うかもしれませんが、ヘルメットのおかげで助かれば安いのではないでしょうか。

自転車用ヘルメットの選び方

自転車用ヘルメットは多くのメーカーが参入し、種類も豊富なので迷ってしまうでしょう。自転車と同時に購入する場合が多いので、コストパフォーマンスを優先して選びたいものです。
基本的に主要メーカーのヘルメットであれば、安全性は一定の基準を満たしています。あとは自分の頭に合うことと価格になるでしょう。
各メーカーでは価格を抑えたエントリーモデルがありますので、初めてヘルメットを購入する場合、エントリーモデルがおすすめです。
そして、一番重要な要素がサイズです。サイズは表記が同じでもメーカーによって微妙にフィット感が異なるので、一度試着して購入するのをおすすめします。
価格を理由に中古品のヘルメットはあまりおすすめできません。自転車用ヘルメットの寿命はおよそ3年といわれているので、サイズが合う、デザインがかっこいいという理由で選ぶと、防護効果のないヘルメットを使うことになります。

自転車用ヘルメットについて解説しました。サイクリングでヘルメットは重要なアイテムです。安全にサイクリングを楽しむために、ヘルメットはかぶるようにしましょう。